新幹線の車中、ある
ニュースが電光
掲示板に流れていた。超党派による、終身刑を創設しようという動きを伝えるものだ。日本で終身刑という言葉が語られるとき、それは一生刑務所から出てくることのできない「仮釈放のない」終身刑を意味している。しかしながら、仮釈放のない終身刑を刑罰として採用している国は、実は世界的に見て少数である。終身刑という訳語を当てて紹介される諸国の刑罰は、実は日本の無期懲役に相当すると考えた方が妥当な場合が多いようである。
いずれにせよ、我々の自由を著しく制約する刑罰制度を考える前提として、その正確な情報が必要である。終身刑の創設云々の議論の前提として、最低限下記のサイトは参照しておくべきだろう。
無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのホームページ追記)
未だに、"無期懲役になっても10年そこそこで刑務所を出てくることができる"というデマを"信仰"している人は、以下の記事も参照して下さいな。
第108矯正統計年報獄中41年から見る刑事処遇〜無期刑の傾向を踏まえつつ〜無期刑囚の服役期間
posted by 闘うリベラル at 23:02|
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無期懲役
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ご紹介いただいた記事。じっくり勉強させていただきます。
我々は「自己批判」もてきとうに「総括」なんぞダラダラとすることを決意します。
とりあえず「Y作戦」の成功を喜んでいます。
次回の危険な(?)「S作戦」期待しています。
として「重無期刑」を導入することを求める勉強会の発足で一致した。5月の大型連休明けに
初会合を開く。1審の死刑判決は裁判官や裁判員の全員一致を前提条件とすることも検討する。
いずれも超党派の「死刑廃止推進議員連盟」(会長・亀井静香国民新党代表代行)がまとめた
「重無期刑創設および死刑評決全員一致法案」に沿う内容で、今後勉強会は超党派議連と連携し、
今国会の法案提出と、党議拘束を外した上で採決を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000958-san-pol
このニュースからもわかる通り、亀井氏らは、死刑と現行の無期刑との間に「重無期刑」という、死ぬまで仮釈放の可能性のない刑罰を導入することを模索しているようです。ここでいう重無期懲役は、絶対的無期刑です。
「終身刑を導入します」といって宣伝していますが、法案では「重無期懲役」という名称が使われています。
したがって、「二度と仮釈放で刑務所から出れない」刑が創設されるとしても、「終身刑」という名称の刑罰ができることはまずないと思います。
終身刑という語を使って宣伝するのはやめてほしいものです。現行の無期懲役の仮釈放の運用を伝えた上で、「それでも不十分という世論に応えて、いわゆる終身刑、本当の無期懲役を導入します。ただし、このような制度を置いている国は少数です」という風に宣伝してほしいものですが、加藤紘一という人は法案発表の際に、「今の法体系では無期懲役を受けても、結局20年ぐらいで出てきてしまう。このため裁判員制度開始後は死刑判決のさらなる増加が予想される。そこで、連盟では、死刑と無期懲役の間に終身刑を設けて死刑判決を減らします」と宣伝しているのです。
こういったやり方は極めてアンフェアであるといわざるをえないと思います。
鉄球を打ち込まれずにS作戦を完遂しうる"杜撰な"計画を立案します。