上記記事中には、以下のような指摘がある。
1年以上セックスをしていない夫婦が全体の3分の1を占めるなど、欧米に比べて、セックスに淡泊な日本人の性生活が改めて浮き彫りになった。
「1年以上セックスしていない夫婦が全体の3分の1を占める」というのは、今回のアンケートの結果であり、アンケートの結果としての事実であることに違いはない。但し、サンプル数の関係等から、日本人夫婦に普遍的に妥当し得る結果が得られているか否かは、にわかには判断できない。
それから、「欧米と比べて、セックスに淡白な日本人の性生活が改めて浮き彫りになった」との指摘には、そんなに大胆に断定していいのかよとの突っ込みを入れたくなりますな(笑)。欧米と日本とは社会的環境が違うだろう。特に労働環境が違うと思われる。毎日夜遅くまで会社にこき使われて、気力・体力を消耗している日本人が、家に帰ってからもせっせと夫婦の営みに励むことができるとすれば、大したもんだ(笑)。そういった諸条件を捨象した上で、表面上得られたデータから「こうだ」と断定するのは早計だろう。また、日本における性風俗産業はなかなか活発であるように見受けられる。ひょっとしたら、そちらで「済ましている」から、家では「淡白」にならざるを得ないのかもしれない(爆笑)。もし仮にそうだとすれば、全体的にみれば決して「淡白」なわけではないことになる。
以上、この記事に突っ込みを入れてはみたものの、直感的には「そうだろうなあ」とも思うな。但し、それは「セックス」そのものに「淡白」なのではなく、日本人が置かれている社会的環境に大きな影響を受けた結果であると思う。
このエントリーを引用させていただきました。
http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10016327899.html