2005年02月05日

ブルーマンデー

 厚生労働省の調べで、曜日ごとの平均自殺者数が一番多いのが月曜日だったとのこと。

 休みが明けて会社へ行くのがすごく億劫だったりするんだろうね。俺の経験からしてもまあそうかなという気がする。完全週休2日を前提に言うと、一番気分が良いのは金曜日の夜だな。仕事から解放されて、休みが2日続くからね。

 でも、土曜日の夜になると、「休みはあと1日かあ。はあ。」という気にもなるかな。そして、日曜日になると「もう明日から仕事か。くううう。」と気が滅入ってそれが最大に達するのが月曜日の朝であると言うことだろう。

 以前、職場の同じ部署で働いていた俺よりひと回り以上年齢のいった先輩がよく言っていた。

 「もう土曜日の夜になると気が滅入ってくるんだよ。」と。

 その部署には仕事はまあできるというか、社内で認められること、出世することを生きがいにしているような上司がいた訳だ。その会社は労働者にとっては労働環境はかなり良く、社内カルチャーとしては仕事は程ほどにしっかりやるが、やること無ければどんどん定時に帰り、趣味に勤しむという人が非常に多かった。なので、社内的な出世を目的に仕事に邁進するその上司は極めて異質な存在だった。

 当然、そういう上司は俺達部下に毛嫌いされることになる訳で、先の先輩とその上司とも大変折り合いが悪く、またその先輩はその上司よりも入社年次が早いにも関わらず、部下とはいえ先輩となるその人に対する配慮を欠いた言動があったりして、その先輩もだいぶ精神的にまいっていた訳なんだが。悩み落ち込んでいる先輩を家庭で見たその奥さんに「あんまり辛いようなら会社を辞めてもいいよ。」と声を掛けられ思わずぐっと来たと俺に話していたこともあったからな。

 しかし、運良く?というか、折り合いが悪かったことが作用して間もなくその先輩は他部署へ異動した。他部署とはいえ、同じ社屋にその先輩は留まっていたので、その後もよく話をしたが、「いや〜、前に比べたら随分楽になったよ。週末の憂鬱も無くなったよ。」とその先輩は言っていた。

 この先輩のように環境が変わっておかしな抑圧状態から解放されれば自殺なんてことに至らないで済むと思うのだが、そういう人ばかりではないからね。

 まあ、自分なりの気晴らしの方法を用意しておくことも大事だよな。自殺願望が出てくる程辛いようだったら、逃亡することも必要だと思うな。後先のことを考えると逃亡できなくなってしまう経済状況なんだけど、無理しすぎて自殺に走ったら人生つまらないでしょう。近しい人達にも悲しみを植え付けることになってしまうしね。

 
posted by 闘うリベラル at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 保健衛生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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