11日(日)の参議院議員選挙の投票日を前に、本日、期日前投票を近くの会館でしてきました。
選挙権の法的性質は、主権者の権利であると同時に公務であるとするのが通説です。我々は、憲法に定められた主権者である訳ですが、現実には、それを行使して政治に影響を与えうる場面と言うのは、極めて限られています。その数少ない場面が選挙に他なりません。
また、社会をどのようにしていくかはそこに属する個人の意思を基礎としてなされるのが民主主義であり、それは社会を構成する個人の公共的な責務(公務)でもあります。
時代を遡れば、社会の行く末に関する意思決定をなしえたのは国王、貴族などのごく一部の人間達でした。その時代にあっては、全ての利益は国王そして貴族などに優先的に分け与えられ、平民は言わばおこぼれを頂戴していたに過ぎないでしょう。
そのような時代を我々の先人達は時に血を流す闘いを経て、今日の立憲民主主義という政体を獲得しました。その闘いを経験していない我々はその苦難と努力を実感することが乏しいのですが、せめて先人達の営為に思いを馳せて次の時代を、次の世代を担う子供達のためにも権利の行使と公務の履行をすることが先人達の闘いに報いることではないかと思います。
普段は、何か勘違いをして「先生」と呼ばれ、踏ん反り返っている国会議員諸君も選挙となれば平身低頭です。
偶には、俺達も威張って踏ん反り返って行動しましょう。数年に一度しかできないんですから。
2004年07月05日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

